LPAR構成変更手順

p650-6M2 LPAR構成変更手順
概要

000D15BD【p650-6M2 LPAR構成変更手順】<< >> 2004/02/16 11:35:27 [H/W環境] 7038-6M2 4CPU 16GB-mem [

内容/目次<<< QUESTION >>> 2004/02/16 11:35:27
[H/W環境]
7038-6M2 4CPU 16GB-mem
[S/W環境]
AIX 5.1 ML05

上記環境で2つのLPARを構成しています。
LPAR-1
2CPU 8GB
LPAR-2
1CPU 4GB

今回LPAR-1に1CPUを追加することになりました。以下の手順を考えています。

1.HMC BACKUP
Partition Management : Select System -> Selected NEMU : Profile Data -> Backup -> filename

2.LPAR1構成変更
LPAR-1 - Profile でcpuを2から3へ変更

3.LPAR-1の停止
shutdown -F

4.LAPR-1の活動化
HMCからLPAR活動化


[質問1]
上記手順で問題ありませんでしょうか
[質問2]
profileの変更はLPAR-1のAIX稼動中でも可能でしょうか
[質問3]
6M2で奇数のcpu(今回は3)で構成することのデメリットはありませんでしょうか。<<< ANSWER >>> 2004/02/16 14:48:53

[回答1]
特に問題はありません。

[回答2]
AIX 稼動中でも、プロファイルの変更は可能です。
変更したプロファイルは一旦 AIX を停止 → 起動 させないと反映されません。

[回答3]
POWER4 及び POWER4+ プロセッサーは 2プロセッサーで 1つの POWER4 チップを構成し、その 1チップ内のプロセッサーで L2 キャッシュを共有しています。
そのため、奇数の CPU を利用することはパフォーマンスの面でデメリットがあります。

しかし、2CPU よりパフォーマンスが劣るということはありませんし、今回の構成であれば奇数 CPU の利用はやむを得ないでしょう。

L2 キャッシュの障害が2つのシステムに影響を与える可能性がありますので、
CPU 3個で構成した後は Dynamic CPU Deallocation の機能を設定しておくことを推奨いたします。

次のコマンドで確認できます。
# lsattr -El sys0 -a cpuguard

enable であれば Dynamic CPU Deallocation が設定されています。

次のコマンドで変更可能です。
# chdev -l sys0 -a cpuguard=enable


引用元
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=std350e1c9380477941849256f010030c512