TS3100オートローダーの設定

TS3100のAIXでの運用<<< QUESTION >>> 2006/10/03 16:47:17
お世話になっております。
AIX + TS3100の運用について、教えてください。
先日、TS3100を購入いただいたお客様から、下記の質問をいただいております。現在、追加でバックアップSWの提案を検討しておりますが、お客様は、スクリプトでの運用を希望されております。
お客様は、現在、下記のように使用されております。

・現在、バックアップソフトは使ってません。
・バックアップは、AIX V5.3の機能で行ってきた。
・今回のTS3100は、7332からのreplaceです。
・現状pSeriesとTS3100は接続済みで使用を開始されていますが、1本ずつ手で出し入れして使用している。

下記の運用を行いたいが、スクリプト作成にあたり、情報を求められております。参考となるスクリプトなどがありましたら、お教え願います。また、下記の運用を行うにあたり、考慮点などがありましたら、合わせてお教え願います。

1.オートロードを使用して、テープを、I/Oステーションから、ドライブに移動する手間を省きたい。(テープを入れる手間削減)
2.バックアップが終わったら、Unloadして、テープを取り出しておきたい。(テープを取り出す手間削減)
3.クリーニングテープを入れておき、自動的にクリーニングしたい。(クリーニングの手間削減)
4.シーケンスモードにしておき、テープの入替なしで、済ませたい。(テープ交換の手間削減)
  日次処理が、月曜日〜木曜日まで、4本のテープで回しており、
  金曜日のみ、週次処理を4本(4世代)のテープを入れて運用しています。
※上記の運用が、コマンドでは難しい部分がありましたら、指摘いただけますよう、お願いいたします。<<< ANSWER >>> 2006/10/10 10:33:16
1.Sequentialモードでは、ライブラリ起動時には最も若い番号のスロットからロードする動きとなるため、I/Oステーションに入っている場合はそれがマウントされます。
2.完了後はドライブ(rmtx)に対してtapeutilでunloadコマンドを実施することで、次のカートリッジが自動マウントされるかと思います。
3.自動クリーニング機能を持っておりますからTS3100ライブラリ上で定義してください。
4.マニュアルにて詳細記載がありますが、SequentialモードにはLoopというサブ・モードがあり、テープの使用が一巡すると最初のテープを使用するという動きを実現可能です。<<< QUESTION >>> 2006/10/19 10:08:15
お客様から追加で質問をいただきました。
1.TS3100のオートローダーの設定について
 マニュアルP66 第3章 ライブラリの設定を選択するとありますが、
 記載の内容は全て試し、他にも色々設定しましたが、オートロードできません。ファームウェアのバージョンアップが必要なのか?とも考えています。マニュアルは、『セットアップ、オペレーターおよびサービスのガイド』(GA88-8914-01)をみていただいております。

2.Webインターフェースでアクセスする際に、終了させる時は画面右上のドアのアイコンからログオフしないと、ログオン出来なくなり、TS3100を再起動させる必要がある。その際、TS3100のテープの設定(ラベル等)が全て飛んでしまう。(テープ自体は認識されている)これは仕様なのでしょうか?

3.マニュアルと、Webインターフェースの画面に相違点がみられます。ファームウェアは幾つが最新でしょうか?こちらの装置は、64D0です。<<< ANSWER >>> 2006/10/20 19:52:04
A1. そうですね、AutoCleanに関しても1.70以降でのみサポートされているようなので、その可能性は無いとは言い切れません。
A2. 他の製品でもそういう動作にはなりませんから不具合だと考えます。まずはFWレベルを最新にいただき、それでも解決しない場合は障害として報告いただければと思います。
A3. 64D0はドライブですが、ライブラリに関しては1.70が最新です。

引用元:IBM FAQ
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=std33151432698956ef14925722b00276f86